尋常性乾癬で苦しんでいる方々の現状と展望

■ 尋常性乾癬の病院治療法は、なぜか50年間全く変わらない・・・

病院治療法皆様からいただくメールやお電話、お手紙を拝見するとやはりステロイド軟膏、活性型ビタミンD3外用薬、免疫抑制剤、光線療法、入院治療を行なっています。それ以外の治療はありません。

1960年ごろから尋常性乾癬に対する治療が本格的に行なわれるようになりましたが、それに使用する薬剤、治療方針(対症療法)、概念は、現在まで50年間全く変わらず、皮膚の炎症を抑えるための塗布治療が柱になっています。(1960年当時、ステロイドは内服も行われていましたが、強い副作用のため、禁止になり、ステロイド外用薬治療として今に至っています。)

50年間決定的な治療法がないままに現在に至っています。十数年治療を続けても、症状が年々酷くなっている方が多いのは当然のことだと思います。

■ ステロイド"顧客"を増やす病院での治療概念・・・

特にステロイド、免疫抑制剤の副作用で苦しんでいる方が多いです。当会で把握しているデータでは、平均すると過去10年以内に尋常性乾癬を発症されている方が6割を占めます。長年病院で薬を使用しても、効果がないので、当会にお問合せをいただくということですね。

乾癬発症時年齢は20~40代に集中します。皮膚保持機能や免疫、自律神経が一番充実している時期の乾癬発症は、治療次第では治癒する力がある年代だと思いますが、免疫を低下させるような治療法では・・・と残念に思います。もちろん患者さんは何の落ち度もありません。

発症後、初診で何も考えずに医者が処方するステロイドに問題があると私は、強く感じます。ステロイドを使用しなくてもよい患者さんまでが病院の"長年の顧客"になっている現状に、強い疑問を感じずにはいられません。(依存性、リバウンド、耐性)

■ うなずける脳神経と皮膚神経のブラザー関係・・・

向精神薬(抗うつ剤、安定剤、睡眠導入剤など)を服用されている方は、約半数を占めます。自律神経障害と尋常性乾癬発症時期は、多くの方々が重なるようだと言います。このことを考えても脳神経と皮膚神経は、同じ神経を使って情報のやり取りをしていることが伺えます。

■ 梅雨時期は、要注意!

梅雨は乾癬の大敵 ストレスが大きいとき、ジメジメした梅雨時期に 症状が悪化することが多いようです。 特に、梅雨時期の湿気、暑さによる汗、皮脂の酸化が、表皮常在菌の増殖を助長し、悪玉菌による炎症に気をつける必要があります。すぐにステロイドの塗布ではなく、除菌、消毒が正しい考え方です。(悪玉菌とは逆に、表皮常在菌の善玉菌は、皮膚の潤いや恒常性を保ってくれる。)

■ 尋常性乾癬改善の展望は・・・

50年間も治療方法が変わっていないという事と、患者さんが長年薬でコントロールを強いられ、年々酷くなっていくことを考えると、医療機関も考え方や概念を"チェンジ"する時期に来ていると私は強く感じます。生活習慣や一般血液検査の結果等を見直し、トータルに考える事が必要になってきたと確信しています。

お問合せ